お知らせとレポート

2025年度「そらべあちゃんの日」活動レポート
~おひさまの光でつくるエネルギーを楽しく学ぶ~

愛知県豊明市の名古屋短期大学桜花学園大学附属幼稚園(第87基「そらべあ発電所」寄贈園)から、2025年度「そらべあちゃんの日」のソーラーちょうちん活動について、中間レポートが届きました!

名古屋短期大学桜花学園大学附属幼稚園(https://www.ohkagakuen-u.ac.jp/yochi/)では昨年に続き、今年で2回目となる「ソーラーちょうちん」活動に取り組んでいます。

前回の実践で得た経験をもとに計画をブラッシュアップし【 おひさまの光から電気をつくることができることを、親子で楽しみながら学ぶ 】をテーマに、年長児66名と活動をスタートしました。
その様子をご紹介します。

6月の保育参観日を利用して、園舎の屋根に設置されている太陽光発電設備「そらべあ発電所」や「エネルギー」に関するお話を、園長先生から年長組の子どもたちと保護者の皆さんにしました。

「そらべあ発電所」のソーラーパネルは、太陽の【光エネルギー】を【電気エネルギー】に変えることができること、そしてお部屋のLEDライトに送られて、【電気エネルギー】がまた【光エネルギー】に変わり、私たちを照らしていることを伝えました。

太陽の【光エネルギー】を【電気エネルギー】に変化する太陽光発電のお話や、太陽のエネルギーによって「サツマイモ」や「ビワ」など野菜や果物の成長にも関係していることにふれ、これからつくる「ソーラーちょちん」について説明しました。

保育参観日に年長児と保護者にお話する小川園長
当日のスライド資料

小さなソーラーパネルでつくる「ソーラーちょうちん」も、【光エネルギー】が【電気エネルギー】を作って電池に蓄え、蓄えた【電気エネルギー】を【光エネルギー】に変えることで、明かりを灯すことができることを学びました。

ソーラーちょうちん作りの様子

親子で楽しみながら工夫して製作した「ソーラーちょうちん」は、いったん家庭に持ち帰ってもらいました。日光を当てて、太陽光でつくるライトに明かりが灯ることを家庭でも体験してもらい、太陽エネルギーについて親子でお話をしてもらう機会をつくりました。

7月には「ソーラーちょうちん」を持ち帰って家庭で体験し、その後、再び園に持参してもらい園庭などで日光に当てて、しっかり充電をしました。

前回は日中の活動でライトの点灯が見えにくかったことから、今回は園内の部屋やホールなどを暗くして集まり、年長組全員で充電したソーラーちょうちんを一斉に点灯させることにしました。

ワクワクの”光のパレード” がはじまります

自作した「ソーラーちょうちん」が放つ美しい光を手に「光のパレード」を行いました。
幻想的な空間を楽しむ子どもたち。「自分たちの力で太陽の光から電気を作り、それを蓄えて、光を灯せた」という大きな達成感と、エネルギーの素晴らしさ、そして、地球に優しい暮らしについて、学ぶことができました。

(撮影:名古屋短期大学桜花学園大学附属幼稚園)

そらべあ基金では2008年から、太陽光発電設備「そらべあ発電所」を全国の幼稚園・保育園・こども園などに寄贈する「そらべあスマイルプロジェクト」を実施しています。

プロジェクトでは、園内の環境教育活動を3年間サポートする「そらべあちゃんの日」を行っています。
参加園の実践報告書には、「へー、なるほど!」「それは面白そう」といった子どもたちとの活動を行う工夫やアイデアがつまっています。

活動内容は、「そらべあちゃんの日」WEBページ内の各活動名「ソーラーちょうちん活動」や「緑のカーテン活動」の実施報告書(PDF)でご覧いただけます。
子どもたちのエコアクション、ぜひ応援してください。