お知らせとレポート
96基目のそらべあ発電所が完成
~福島県会津若松市 認定こども園子どもの森~
そらべあ基金は、第96基目の太陽光発電設備「そらべあ発電所」を福島県会津若松市の学校法人白梅 認定こども園 子どもの森(https://www.shiraume-aizu.com/)へ寄贈いたしました。
第95・96・97基目「そらべあ発電所」を募集する公募(https://www.solarbear.jp/news/smileproject/4129/)は、ソニー損害保険株式会社(以下「ソニー損保」)のご協賛により実施し、ソニー損保による寄贈は39基目となりました。

■ 豊かな自然と歴史ある城下町 ― 会津
認定こども園 子どもの森(以下「同園」)は、福島県会津若松市の市街地にあります。
同園の隣には、保育園、“みんなの交流スペース”「AiAi+Plus(アイアイプラス)」などがあり、子どもを中心に会津地域の皆さんが集う交流の場となっています。
福島県西部に位置する会津若松市は、東西に磐梯山や越後山脈、北には飯豊山地と周囲を山に囲まれ阿賀川水系の恵みを受けた肥沃な水田地帯が広がる会津盆地として知られており、歴史と文化が今も色濃く残る城下町です。
8月の終わり、園舎周辺の田んぼでは稲穂が少しずつ色づきはじめていました。


同園では、「みつけたね、じぶんのいろ」を理念に掲げ、一人ひとり異なる子どもたちの素晴らしい輝きや個性を大切にする保育に取り組んでいます。
子どもたちが思いきり走り回ることができる青々とした芝生を中心に、周囲には季節の花や実のなる木、野菜などが育てられている園庭があります。
心と身体を刺激する有機的でユニークな形状の木造遊具では危険が少ない木登り体験ができ、小さな子どもにも配慮されたサラサラの砂場も整備されてます。
会津盆地の豊かな自然に囲まれて、遠くからでも見える赤い屋根の木造園舎は、子どもたちの学び舎であると同時に、大きな遊び場のような佇まいをもつ園でした。
本プロジェクトをきっかけに、自然の恵みの大切さを伝える環境教育やエコ活動に取り組んでいきたいという意欲に期待して、第96基目「そらべあ発電所」当選園に決定しました。
そらべあスマイルプロジェクト寄贈園決定(https://www.solarbear.jp/news/smileproject/4434/)


■ 「そら」と「べあ」が園にやってきた!
認定こども園 子どもの森「そらべあ発電所」完成を記念して、8月29日(金)同園のホールにて寄贈記念式典を開催しました。年長・年中・年少児158名の皆さんのほか、同園の先生方、ソニー損保の皆様、メディアの皆様をお迎えし賑やかな式典となりました。
司会の星先生による開式挨拶と参列者紹介のあと、子どもたちの大きな声に呼ばれて登場した真っ白なホッキョクグマ兄弟の「そら」と「べあ」。この日を楽しみにしてくれていた子どもたちから歓声がわき会場はわぁっと盛り上がりました。


そらべあ基金 理事の加藤より、寄贈のお祝いと協賛企業の関係者へ感謝を伝え、
「野菜やお花は、おひさまの光をたくさん浴びて大きく育ちます。この“おひさまの力”を電気に変えるお仕事をしているのが そらべあ発電所 です。 園では、捨てられてしまうはずの材料を工夫して、楽しいものに生まれ変わらせているそうですね。そらべあ発電所も同じです。 これまでは屋根を温めるだけだった太陽の光ですが、これからは無駄にせず電気として使うことができます。発電所のがんばりを、ぜひ計測モニターで観察してみてください。」
屋根に設置された太陽光発電設備や、計測モニターについても紹介し、ご挨拶といたしました。


■ 地球温暖化ってなあに? みんなでワークショップ
「そら」と「べあ」の声に扮した横山先生と稲生先生による「そらべあ紙芝居」の読み聞かせが始まると、それまでのにぎやかさが一変し、子どもたちは静かに紙芝居の世界へ引き込まれていきました。








■ 寄贈品の贈呈とご挨拶
ソニー損保 経営管理部の小原様より、「みんなで協力すれば、二酸化炭素(CO2)を減らして自然もこれ以上壊れないようにできると思います。今日のお話をぜひお家の人やお友達にも伝えて『そらくん』と『べあくん』の涙が止まるように、一緒に頑張りましょう」とご挨拶があり、しっかり聞いていた会場の子どもたちから「はい!」と大きな声で返事がありました。


認定こども園子どもの森 園長 橋本様(右)へ
寄贈記念プレートを贈呈

認定こども園子どもの森 主任 稲生様(右)へ
『そらべあ』紙芝居を贈呈

絵本『そらべあ』をプレゼント おうちで読んでね!
■ 「そら」と「べあ」へ きもちを届ける歌とダンス
アヒル組、コアラ組(年中)50名による「しまうまぐるぐる」の合唱では、歌詞に「しろくま」が登場したり、ゾウ組、キリン組(年長)45名による「ハンドクラップ」のダンスでは、リズミカルな音楽で「そら」と「べあ」も嬉しさ倍増! みんなが踊る楽しそうなリズムにあわせ踊りだすシロクマ兄弟。みんなのあたたかい気持ちが伝わったようでした。
最後に、認定こども園子どもの森の園長 橋本様より、「これまでの取り組みをいかして、太陽光発電設備を活用し、今後の環境教育を発展させていきたい。」とご挨拶があり、閉会いたしました。






学校法人白梅 認定こども園子どもの森の皆様、ソニー損保の皆様、また本寄贈にあたりご協力いただきましたすべての皆様へ御礼を申し上げます。
今年の夏も全国各地で記録的な高温となり、地球温暖化による気候変動はますます深刻な課題となっています。いま、わたしたちにできることから一歩ずつ取り組み、未来を生きる子どもたちのため次のステージに向けて本プロジェクトをさらに推進してまいります。応援よろしくお願いします。
第96基目寄贈園 認定こども園子どもの森
https://www.shiraume-aizu.com/
第96基目ご協賛 ソニー損害保険株式会社 幼稚園にソーラー発電所を☆プログラム
https://www.sonysonpo.co.jp/company/sustainability/environment/solarbear/
「幼稚園にソーラー発電所を☆プログラム」は、ソニー損保の「保険料は走る分だけ」の自動車保険における、ご契約者の走行距離を契約時に確認する仕組みを活用した寄付活動です。