お知らせとレポート

そらべあ発電所、完成 ~宮崎県宮崎市:ドンボスコ保育園~

10月2日、宮崎県宮崎市にある「ドンボスコ保育園」で、46基目の太陽光発電設備「そらべあ発電所」の完成記念式典が行われました。

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「第29回そらべあスマイルプロジェクト」は、ソニー損害保険株式会社協賛のもと実施され、「ドンボスコ保育園」は応募総数21件の中から選ばれた内の1園となりました。
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式典には、1~5才までの園児さん100名に参加頂きました。
式典開始と共に、そらべあ基金のシンボルキャラクターであるホッキョクグマの兄弟「そら」と「べあ」を子ども達の掛け声で呼んで貰い、とても賑やかな雰囲気で開催することができました。
初めに、そらべあ基金代表理事の市瀬より、発電設備寄贈にあたり、地球温暖化についてや電気の大切さについてお話させて頂きました。
「そら」と「べあ」を大声援で出迎えてくれた直後でしたが、静かにお話を聞いてくれました。
続いて園の先生方によるそらべあ紙芝居の読み聞かせをして頂きました。
「そら」と「べあ」は地球温暖化によってお母さんグマと離れ離れなってしまったホッキョクグマの兄弟。
ふたりの目には悲しげな涙が流れています。
そらべあの涙の理由がわかったところで、その涙を止めるために、子ども達に地球温暖化のことを知ってもらおうと、恒例の○×クイズを行ないました。
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「1番だと思う人?」
「はいっ!」
「やったー!!正解したー!」
積極的に参加してくれたお蔭で、とても盛り上がりました。
クイズの中で子ども達にもわかりやすく、実践出来るエコアクションを取り上げることにより、保育園や家庭での取り組みを促します。
そうすることで、ご家族や保育園の先生方などの大人も、子ども達を通じて環境問題について考える機会がつくれたらと思います。
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続いて、電気の大切さを知って貰うため、手回し発電体験を実施しました。
そらべあ基金スタッフの湯山並びに、今回の寄贈にご協賛頂いた、ソニー損害保険株式会社の福田様にも講師役を務めて頂き、実際に子ども達に自分の手で発電して貰いました。
「やってみたい人ー?」
との問いかけに
「はーい!!!!」
とほぼ全員の子ども達が元気良く挙手をしてくれました。
残念ながら時間の関係上、2回の実験をしました。
代表の子ども達は体をいっぱいに使って手回し発電機を回してくれ、見ている子ども達からは
「がんばれ、がんばれ!!」
と自然に声援が起こりました。
「もっと回してー!!」
先生や見ている子ども達からの応援で、ヘトヘトになるくらい全力で回してくれました。
普段何気なく使っている電気を作ることがいかに大変かを実感することで、より電気を大切にする思いが生まれたのではないかと思います。
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その後、今回協賛いただいたソニー損害保険株式会社を代表して広報課・小原様よりご挨拶と、太陽光発電設備寄贈を記念したプレートを贈呈頂きました。
併せて、屋内で使えるホームエネルギーサーバー、そして園児のみなさん全員にそらべあの絵本も寄贈させて頂きました。
続いて、今回のお礼にと、子ども達から歌とダンスの発表をして頂きました。
とても可愛らしいダンスに、「そら」と「べあ」もノリノリでした。
今回の式典には、宮崎県福祉部子ども課の河野様にご出席頂き、ご挨拶を頂戴しました。
最後に、西理事長、中尾園長からもご挨拶を頂き、そらべあ基金とソニー損害保険株式会社の皆さまへ感謝のお言葉をいただきました。
お二人とも今回の当選を心から喜んで下さり、今後より一層子どもたちの環境教育に力を入れていきたいとおっしゃって下さいました。
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式典終了後は、「そら」と「べあ」との記念撮影。
撮影が無事終了し、お見送りの時間になると、子ども達は名残惜しそうに触れ合っていました。
「約束守るから、また来てね!」
「そら」と「べあ」と約束をした、「物を大切にすること」をしっかり心に留めていてくれて、とても嬉しく思いました。
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贈呈した記念プレートは、式典終了後に早速玄関に飾って頂きました。
ドンボスコ保育園にいらっしゃる皆さまの目に留まると思うと嬉しいです。
このプロジェクトがより多くの人に浸透することを願います。
ドンボスコ保育園の皆さま、ソニー損害保険株式会社の皆さま、式典にご参加いただいた関係者の皆さま、
ありがとうございました。