そらべあ発電所、完成 ～福島県南相馬市：青葉幼稚園～

2月8日、福島県南相馬市にある「青葉幼稚園」で、37基目の太陽光発電設備「そらべあ発電所」の完成記念式典が行われました。

「第21回そらべあスマイルプロジェクト」は、ソニーマーケティング株式会社協賛のもと実施され、応募総数41件の中から1園が選ばれました。

式典の会場内は、園児の描いたそらべあの似顔絵などに囲まれ、華やかに彩られていました。また、多くの保護者の方にもご出席いただき、園児約80名とともに、大人数での式典となりました。

まずは、そらべあ基金理事の箕輪から挨拶させていただき、白熊の写真パネルを使いながら、そらべあたちの涙の理由や太陽光発電などについて、園児と保護者の方に向けて、ご紹介させていただきました。

つづいて、ソニーマーケティング株式会社のグループ会社であるソニーコンスーマーセールス株式会社 北日本支社東北支店 支店長の岡田様から青葉幼稚園園長の安川利子様に記念プレートが贈られました。スタッフが写真を撮影していると、園児達も手でカメラを作り、皆でパチっと写真撮影の真似をしてくれました。

太陽光発電設備の寄贈に合わせてそらべあの絵本と電気を貯めることができるホームエネルギーサーバーも、青葉幼稚園にプレゼントしました。蓄電池と絵本は当基金の箕輪から青葉幼稚園の事務長と先生に、お渡ししました。

ソニーコンスーマーセールス株式会社の岡田様からは、園児たちに電気の大切さなどをお話いただき、園児たちも大きな声で電気を大切にする約束をしてくれました。

先生によるそらべあ紙芝居では、大きなプロジェクターを用意していただき、たくさんの子どもたちにも見えるよう、大きな画面で朗読をしてくれました。

「電気のおはなし」では「電気の大切さ」と「エコアクション」をわかりやすく伝えるため、スタッフが発電キットと紙芝居を用いながら説明します。

「夜は早く寝て、電気を使わないようにしましょう」と呼びかけるため、スタッフが園児たちに「皆は何時に寝ていますか？」と質問をすると、多くの園児が20時や21時と答える中、2時と答える園児さんが！これにも思わず、保護者の方や関係者からも笑いが起こっていました。

園児たちによる、そらべあへのお礼では、はっぴを来た園児による「よさこいあおばっこ」や「おひさまパワー」などを踊りながら、歌ってくれました。

そして、園児たちが最後に歌ってくれたのが嵐の「ふるさと」です。子ども達、そして保護者の方、また園の先生方の思いが込められた歌を大きな声で歌ってくれる中で、司会の先生から「子ども達が、この地域の宝です」という言葉に、多くの方が涙を流していました。

この日は、南相馬市教育委員会　教育長の青木紀夫様にもご出席いただき、園児達の話を聞いている態度が素晴らしいというお褒めの言葉とそらべあ基金への御礼のお言葉を頂戴しました。

最後に、青葉幼稚園　理事長の安川正様からご挨拶をいただき、今後のエコ活動への抱負とそらべあ基金への感謝の言葉をいただきました。

式典閉会後には、そらべあや園児やご参加いただいた保護者の方も交え、記念撮影を行いました。