お知らせとレポート

67基目のそらべあ発電所が完成~北海道札幌市 札幌みづほ幼稚園

2019年9月13日、北海道札幌市にある学校法人 須合学園 「札幌みづほ幼稚園」において、67基目の「そらべあ発電所」の完成・寄贈をお祝いする記念式典を行いました。北海道にある幼稚園・保育園への寄贈は今回が初めてとなります。


真っ青な空に赤と黄色が鮮やかに映える札幌みづほ幼稚園の園舎


SLをデザインした楽しそうな送迎バス

同園では、ちょうど1年前の2018年9月に発生した北海道胆振(いぶり)東部地震による停電で、3日間休園を余儀なくされた苦い経験から、電気やエネルギーの大切さを改めて感じたと言います。

そこで、万一停電が起きても、自立した電力を使える太陽光発電システムの導入を考え、「そらべあスマイルプロジェクト」に応募して当選。建物の耐震補強工事に合わせてソーラーパネルを設置することができました。


園舎の屋根に設置された「そらべあ発電所」のソーラーパネル


玄関の壁面に設置されたモニターが「そらべあ発電所」の発電量を表示

式典当日は雲ひとつない秋晴れ。53名の園児たちとご父兄、先生方、協賛企業のソニー損害保険株式会社の皆さま、ご来賓、新聞社やテレビ局の取材スタッフなど、たくさんの方々にお集まりいただきました。

式典は、札幌みづほ幼稚園の副園長 大村紋子先生の司会でスタート。子どもたちが、「そら〜、べあ〜」と元気よく呼びかけ、ホッキョクグマの兄弟「そら」と「べあ」が会場に入ってくると、「かわいい〜!という声があちこちから聞こえてきます。


そらべあ兄弟が登場すると、みんなから大きな歓声が…

はじめに、そらべあ基金の青木理事が登壇。そらべあ兄弟の目から流れる涙について質問します。「みんなはどんな時に涙を流すかな?」すると子どもたちが答えます。「悲しいとき〜」。「そうだね、そらとべあは悲しくて泣いているんです」。そこで、その涙の理由を、大村先生が紙芝居で朗読してくれます。


そらとべあはなぜ泣いているのかな?と問いかける青木理事


そらべあ兄弟の物語を紙芝居で紹介します

紙芝居で、そらべあ兄弟がどうして泣いているかがわかった子どもたち。「では、そらべあのふるさと北極で何が起きているのかを見てみましょう」と、青木理事が北極海に広がる氷を宇宙から撮影した30年以上前の写真と、最近の写真を比べて見せながら、地球が暖かくなって氷が解けて小さくなっていることを見せていきます。


1980年代に比べて、最近は氷が少なくなっていることを2枚の写真で説明

そして、その原因は、私たちが便利な生活を求めて、電気をたくさん使うようになり、石油や石炭をたくさん燃やしているからだと説明。ものを燃やすと“シーオーツー”というガスが出てきて、それが空に溜まって地球を暖めていると、地球儀と毛布を使って見せます。

「だから、電気をたくさん使うと“シーオーツー”もたくさん出てきて、それが地球をもっと暖かくしてしまうので、電気を大切に使いましょう」と呼びかけます。そして、ここまでお話ししたことを3つのクイズでおさらい。正解した子どもたちは大喜びです。


クイズでは、早寝早起きや、電気・水道のムダ使いに気をつけようと呼びかけます

“シーオーツー”が増えると地球が暖かくなることがわかったところで、青木理事は「それでは“シーオーツー”を出さないで電気を作るやり方がないか見てみよう」と言い、園児の代表に、手回し発電機を使って扇風機を動かしたり、LED電球を点けたりする実験をしてもらいました。一生懸命ハンドルを回す子どもたちに、まわりから「頑張れ、頑張れ〜」と声援が飛びます。これなら何も燃やさないで電気を作れるから“シーオーツー”も出ないというわけです。


手回し発電でLED電球が明るく灯ることを確かめます

でも、手回し発電なら確かに地球温暖化は防げるけど、1日中手を動かしていたら疲れてしまいます。そこで、人力の代わりに、太陽の光や風の力、水の力で電気を作る方法があることを写真で紹介。「札幌みづほ幼稚園の屋根の上にも、お日さまの光で電気を作ってくれる“そらべあ発電所”ができました。これなら地球を暖かくする“シーオーツー”を出さないで電気が作れます。みんなも電気を大切に使ってくださいね」と、締めくくる青木理事の言葉に、園児たちは「は~い」と答えてくれました。


みづほ幼稚園の屋根の上に載っている“そらべあ発電所”の写真を紹介

次に、今回ご協賛をいただいたソニー損害保険株式会社 経営企画部 広報課の小原香織 課長からご挨拶。「電気や水道のムダづかいをしないで、ものを大切に使うことを約束してね」と問いかけると、子どもたちも元気よく返事をしてくれました。そして、札幌みづほ幼稚園の須合國彦園長へ記念プレートを贈呈していただきました。


記念プレートを贈るソニー損保・小原課長(左)と受け取る須合園長(右)

次に、そらべあ基金の青木理事より、同園の氷室那菜先生に紙芝居が贈呈されました。


そらべあ紙芝居をプレゼントする青木理事(右)と受け取る氷室先生(左)

「そら」と「べあ」からは園児全員に、そらべあ物語が描かれた絵本のプレゼントです。


そらべあの絵本をプレゼント。おうちの人と一緒に読んでね

そして、園児たちが、そらべあ兄弟が来てくれたお礼に、元気のよい歌を合唱してくれました。


園児たちは立ち上がって素敵な歌を披露してくれました

最後に須合園長が、「今日は“そら”くんと“べあ”くんが来てくれてうれしかったね。二人がまたお母さんと会えるよう応援しましょう」と挨拶をして、式典はお開きとなりました。


最後に須合園長がご挨拶してくださいました

札幌みづほ幼稚園の子どもたち、先生方、保護者とご来賓の方々、協賛いただいたソニー損保の皆さま、取材に足を運んでくださったメディア各社の皆さま、ご協力ありがとうございました。

今回の寄贈園
北海道札幌市 札幌みづほ幼稚園
http://miduho.ed.jp

協賛企業
ソニー損害保険株式会社「幼稚園にソーラー発電所を☆プログラム」
https://ecology.sonysonpo.co.jp/