お知らせとレポート

66基目のそらべあ発電所が完成~長崎県諫早市 もりやまこども園~

2019年7月19日、長崎県諫早市にある社会福祉法人 慈照福祉会 幼保連携型認定こども園「もりやまこども園」において、太陽光発電システム「そらべあ発電所」の66基目の完成・寄贈をお祝いする記念式典を行いました。

もりやまこども園は「子どもも大人も笑顔でつながり、共に育ちあう」を保育理念に、135名の園児が通います。日頃より、先生たちが「自然・科学チーム」「アート・製作あそびチーム」「食育チーム」といった6つの研究チームを作り、どのようなアクティビティをすれば、子どもたちのより良い成長につながるかを研究し、子どもたちもそれを受けて自分たちでやりたいことを話し合い、行動していけるような保育環境をつくり上げています。また、研究活動の一環として、専門分野に詳しい方にも来てもらい、大人も子どもも一緒になって知識を増やしていくようにしています。

芝生と樹木が美しいもりやまこども園の広い園庭

園舎の屋根に設置された「そらべあ発電所」のソーラーパネル

 

今回、太陽光発電システム「そらべあ発電所」の寄贈を受けて、太陽光発電とはどんなものかを子どもたちに少しでもわかってもらおうと、先生がクイズを考えて廊下に貼り出し、みんながソーラーパネルの知識を広げられるようにしていました。

廊下にぶら下がる太陽光発電クイズ。みんな正解できたかな?

 

式典当日は台風が近づくあいにくの曇り空でしたが、年中と年長さん合わせて75名の園児たちと先生方、今回ご協賛をいただいたソニー損害保険株式会社、新聞社やテレビ局の皆さまに集まっていただきました。

先生と園児たちが可愛らしく飾り付けてくれた式典会場の演台

 

もりやまこども園の小田原直美先生の司会でいよいよ式典がスタート。「今日はみんなのために遠い北の国から可愛いゲストが来てくれましたよ。みんなで呼んでみましょう」という言葉とともに、「そら〜、べあ〜!」という元気いっぱいの声が会場いっぱいに響きます。そして、そらべあ兄弟がゆっくりと現れると、子どもたちのテンションは一気にヒートアップ。「そら」と「べあ」も手を振って応えます。

いよいよ式典がスタート。そらとべあの涙にみんなが注目

 

次に、そらべあ基金の青木理事が登壇し、「“そら”と“べあ”が泣いているのは、お母さんと離ればなれになってしまったからなんだ」と説明。そらべあ兄弟がお母さんとはぐれて旅に出るまでの物語を紙芝居で見てみることにします。

大石綾香先生と坂口かおり先生による紙芝居に聴き入る園児たち

 

紙芝居で、氷の大地が割れて、お母さんと離ればなれになってしまったことがわかった子どもたち。そこで、青木理事が衛星写真を見せながら、北極の氷がどれくらい小さくなったのかを説明します。

30年前と最近の北極の氷の大きさを見比べてみよう

 

地球が暖かくなった原因のひとつは、人間が生活を便利にするために、たくさんの電気を使うようになって、電気をつくる工場(発電所)で、石油や石炭などをたくさん燃やしているから。

「ものを燃やすと“シーオーツー”という目に見えないガスが出てきます。このガスが空に上って、毛布のように地球を暖めているのです。だから、エアコンやテレビなどをたくさん使うと、電気もたくさんつくらなくてはならないので、“シーオーツー”もたくさん出てきて、それが地球をもっと暖かくしてしまうんだよ」と、青木理事は話します。

地球温暖化についてのお話が終わったところで次はクイズの時間。地球温暖化は北極だけじゃなくて、地球全体に広がっていることや、大人も子どももみんなで取り組まないといけない問題であることを確かめました。

温暖化が起きているのは北極だけじゃない。だから、みんなで考えないといけない問題だね

 

さあ、次は実験の時間。青木理事がみんなに尋ねます。「それじゃあ、地球を暖かくする“シーオーツー”を出さないで電気を作るやり方はないのかな?それはとても簡単なこと。みんなで実験してみよう」。そして、園児たちの代表が出てきて、手回し発電機で電気をつくって扇風機を動かしたり、電球を灯したりする実験に挑戦。電気が自分たちでもつくれることを学びます。これならものを燃やさないで電気をつくれるから、地球を暖かくする“シーオーツー”も出ないという訳だね。

手回し発電機で電気をつくり、扇風機を動かす子どもたち。「動いた動いた〜!」

 

このように、手でハンドルを回して電気をつくれば地球温暖化は防げるけど、手が疲れてしまいます。そこで、手で回す代わりに、太陽の光や風の力、水の力で電気をつくる方法があることを、写真を見せながら紹介します。

園の屋根に載っているソーラーパネルを写真で紹介

 

「もりやまこども園の屋根の上には、お日さまの光で電気をつくってくれる“そらべあ発電所”ができました。これなら地球温暖化を防げるね」と説明し、「みんなも地球温暖化を防ぐために、電気を大切に使って、どうしたら“シーオーツー”を減らせるか、お友だちやおうちの人と一緒に考えてみてください」という青木理事の言葉をしっかりと受け止めてくれました。

続いて、今回の協賛企業であるソニー損害保険株式会社 経営企画部 広報課 課長の小原様よりご挨拶があり「みんなで電気や水道のムダづかいに気をつけ、ものを大切に使って、“シーオーツー”をたくさん出さないように約束してくださいね」と、子どもたちに話しかけ、もりやまこども園の藤川秀昭 理事長に記念プレートを贈呈していただきました。

「電気や水道のムダづかいに気をつけましょうね」とご挨拶するソニー損保の小原課長

記念プレートを贈るソニー損保・小原課長(左)と受け取る藤川理事長(右)

 

次にそらべあ基金の青木理事より、もりやまこども園 保護者会の草野圭亮 会長へ紙芝居が贈呈されました。

青木理事(左)と草野会長(右)

 

「そら」と「べあ」からは、園児代表に、そらべあの物語が描かれた絵本のプレゼントです。

そらべあの絵本をプレゼントされた園児代表 おうちの人と一緒に読んでね

 

そして、園児のみんなからは、そらべあ兄弟が来てくれたお礼に、2020年東京オリンピックの応援ソング「パプリカ」を合唱しながら、元気なダンスを披露してくれました。

全員で「パプリカ」をレッツダンス!

 

最後に徳田園長が「今日は“地球温暖化”や“シーオーツー”などについて学べて、とても良かったと思います。これからみんなで“シーオーツー”を減らすための行動を一緒に考えていき、“そら”君と“べあ”君がお母さんと会えるよう応援をしていきましょうね」と、ご挨拶をして式典を締めくくってくださいました。

「そらべあ兄弟をみんなで応援しましょう」と挨拶する德田園長

 

もりやまこども園の子どもたち、先生方、保護者の方々、協賛いただいたソニー損保の皆さま、取材に足を運んでくださったメディア各社の皆さま、ご協力ありがとうございました。

 

→もりやまこども園 德田園長インタビューはこちら

 

今回の寄贈園

長崎県諫早市 もりやまこども園

http://jishoufukushikai.jp/

 

協賛企業

ソニー損害保険株式会社「幼稚園にソーラー発電所を☆プログラム」

https://ecology.sonysonpo.co.jp/