お知らせとレポート

65基目のそらべあ発電所が完成 ~兵庫県西宮市 ニコニコ桜保育園

2019年6月7日、兵庫県西宮市にある「ニコニコ桜保育園」において、太陽光発電システム「そらべあ発電所」の65基目の完成・寄贈をお祝いする記念式典を行いました。

 

ニコニコ桜保育園は2006年に設立。「共に育つ 木も虫も 風も光も わたしたちも」という保育理念のもと、園児108人が通います。本園・分園合わせて約700m2の緑豊かな園庭があり、木々や花々がたくさん植えられているほか、その一角には棚田や畑もあり、田植えや稲刈り、ジャガイモや玉ネギの収穫など、四季を通じて自然に親しむ保育活動を行っています。

園庭にある古い酒樽で作ったユニークな遊具

 

同園では、子どもたちが園庭で昆虫を見つけて観察したり、チョウの卵を見つけて成虫になるまで飼育したりするなど、日頃から自然に親しむ環境教育を行っています。今回は、地球規模で進む温暖化の影響やそれを止めるための再生可能エネルギーの大切さを子どもたちと考えるきっかけになればと応募されたそうです。

また、阪神淡路大震災の経験から、万一災害が起きて電力の供給が止まった時でも、井戸水を汲み上げる電動ポンプを使って、近所のみなさんの生活用水を確保するための貴重な電力源として、太陽光発電システムを使いたいという意欲も評価されて寄贈園に選ばれました。

 

式典当日はあいにくの雨でしたが、年中・年長の約40名の園児たちと先生方、今回ご協賛をいただいたソニー生命保険株式会社の皆さま、西宮市や自治会関係者の皆さま、そして、新聞社やテレビ局の皆さまにお集まりいただきました。いつもとちょっと違う園の雰囲気の中で、「これから何が始まるんだろう」という子どもたちのワクワク感が伝わってきます。

同園の「そらべあ発電所」は、寄贈された3kWの発電能力を持つソーラーパネルを園の自費で6kWまで増設

 

式典は、ニコニコ桜保育園の上原先生の司会でスタート。「今日はお祝いに素敵なゲストが来てくれましたよ。みんなで呼んでみましょう。そら〜、べあ〜」。元気いっぱいの歓声が沸き起こり、ホッキョクグマの兄弟「そら」と「べあ」が登場すると子どもたちは大喜びです。

はじめに、そらべあ基金の青木理事がそらべあ兄弟を紹介。その目にこぼれる涙について「みんなはどんな時に涙を流すかな?そう、悲しい時だね。そらべあ兄弟はとても悲しいんです。その涙の訳を紙芝居で見てみましょう」と話すと、同園の伊藤先生と山本先生が「そらべあ物語」の紙芝居を朗読してくれます。

「そらべあはなぜ泣いてるんだろうね?」と問いかけます

 

真剣に「そらべあ物語」に聴き入る子どもたち

 

紙芝居を見て、氷の大地が割れてお母さんと離ればなれになってしまい、それでそらとべあが泣いていることがわかりました。そこで、青木理事が子どもたちに話しかけます。「北極の氷が今どうなっているのか見てみましょう」と、宇宙から見た北極の氷の写真を2枚見せて、地球が暖かくなって氷の大地が小さくなっていることを説明します。

1980年代と2010年代の北極の氷の写真を見比べる子どもたち

 

その原因は、石油や石炭などをたくさん使っているせいで、地球を暖かくするガス(CO2)が空の上にたくさん溜まってしまい、それで「地球温暖化」が起きていることを説明。「だから、テレビやエアコンなどで電気をムダに使わないようみんなで気をつけましょう。できるかな?」と問いかけると、みんな「はいっ!」と元気に答えてくれました。

そして、今までのお話を3問のクイズでおさらいした後、「じゃあ、地球を暖かくするガスを出さないで電気を作るやり方はないかな?」と、子どもたちの代表二人に手回し発電機で電気をつくって扇風機を回す実験をしてもらいます。

「頑張れ〜!」の声援を受けながら、手回しで電気をつくる子どもたち

 

「こうやって電気をつくれば地球温暖化は止められるけど手が疲れちゃうね」。そこで、手回しで発電する代わりに、太陽の光や風の力、水の力で電気をつくる方法を紹介。「ニコニコ桜保育園の屋根の上にはお日さまの力で電気をつくってくれる『そらべあ発電所』ができました。これなら地球温暖化を防げるね」と説明し、「みんなも地球温暖化を防ぐにはどうすればよいか、お友だちやおうちの人と考えてみてください」と締めくくりました。

続いて、今回の協賛企業であるソニー生命保険株式会社 総務部 統括部長の佐々木様から、同社が環境保護活動に取り組み、その一環としてそらべあ兄弟を応援していることに触れてご挨拶をいただき、ニコニコ桜保育園 理事長の長部俊弘様へ記念プレートが贈呈されました。

ソニー生命 佐々木部長が、同社の環境保護活動を子どもたちにご紹介

 

寄贈プレートを手渡すソニー生命の佐々木部長(左)と長部理事長(右)

 

次にそらべあ基金の青木理事より、ニコニコ桜保育園の理事 浅野清高様に紙芝居が贈呈されました。

そらべあの紙芝居を手渡す青木理事(左)と浅野理事(右)

 

「そら」と「べあ」からは、園児代表にそらべあ絵本のプレゼントです。

プレゼントの絵本をおうちの人にも見せて読んでもらってね

 

そして、園児のみんなが、寄贈のお礼にと「ガンバリマンのうた」を元気いっぱいに歌ってくれました。

最後に、長部理事長が『「そら」と「べあ」がまたお母さんと一緒に暮らせるように、みんなで電気を大事に使いましょう』と挨拶して、式典はお開きとなりました。

長部理事長からみんなにご挨拶

 

「そら」と「べあ」も、みんなが一生懸命お話を聞いて、地球温暖化について考えてくれたので、また旅を続けられる元気をもらったようです。みんなありがとうね!

ニコニコ桜保育園の先生方、協賛いただいたソニー生命保険株式会社の皆さま、式典に出席いただいた西宮市関係者・自治会の皆さま、取材に来ていただいたメディア各社の皆さま、ご協力ありがとうございました。

 

ニコニコ桜保育園 長部理事長インタビューはこちら

 

今回の寄贈園

兵庫県西宮市 ニコニコ桜保育園

http://www.2525sakura.com

 

協賛企業

ソニー生命保険株式会社「そらべあ基金」への寄付活動

https://www.sonylife.co.jp/volunteer/solarbear/