お知らせとレポート

「学びのフェスin関西」に参加しました

8月29日(土)、大阪市内で行なわれた「学びのフェスin関西」(主催:毎日新聞社、特別協賛:大阪ガス)に、そらべあ基金が参加しました。

これまで東京の毎日新聞社本社で3回行われた「学びのフェス」が関西で初開催となり、当日は700名の親子が参加しました。
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各企業・団体のブースには多くの子どもたちが参加していました
そらべあ基金は太陽光発電の仕組みや地球温暖化について学ぶブースを出展し、31名の小学校1年生~6年生が参加してくれました。
「太陽光発電をどこで見たことがあるか?」という質問に、子どもたちは「学校や家の屋根の上」、「清掃工場」や「近所の空き地」など答えてくれました。
やはり、見慣れているのは住宅などの屋根の上に乗っている太陽光発電のようでした。
そこで、他にも太陽光発電が使われているものの例として「電卓」を紹介すると、小学校高学年くらいの子どもたちからはすぐに気づいたようで、納得したような声が上がりました。
住宅などの屋根にあるのは「結晶系」の太陽光パネル。
一方、電卓や屋外用の小さなLEDライトを灯すためなどに使われているのは「アモルファス」と呼ばれる太陽光パネルです。
どちらも同じシリコンから作られているのですが、結晶系の太陽光パネルは厚みがありますが発電効率が良く、逆にアモルファスは薄くて軽いのですが結晶系に比べて発電効率が劣るという特徴があります。
それぞれの特徴を活かして様々な製品に太陽光発電が使われているお話をしました。
また、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーと合わせて知っていてほしいのが、環境問題について。
その中でも特に地球温暖化についてのお話をし、環境問題とエネルギーの関わり合いについて知るきっかけになれば良いなと思いました。
この日は25Wの結晶系の太陽光発電キットとアモルファスがついているLEDライトを見比べながら、太陽光パネルで発電されてから電源として使えるようになるまでのお話をし、アモルファスのLEDライトは中身を分解して充電池や基盤の配置を見てみました。
普段何気なく使っている電気が、どういったエネルギーが使われて作られているのかを知ることにより、子どもたちが自然と電気を大切にすることを学んでくれたら嬉しいです。
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地球温暖化について、クイズを交えて楽しみながら学びました。
100年後の地球の平均気温、わかるかな?
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太陽光発電で点灯するLEDライト。
紙コップにどんな工夫をするとより明るくなるかな?
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!