お知らせとレポート

株式会社G&ECO「ジーエコサンタPROJECT」に参加
環境ワークショップを実施しました

そらべあ基金は12月22日(木)、遊びを通して防災を伝える「ジーエコサンタPROJECT」(株式会社G&ECO主催)に参加し、京都市の放課後デイサービスあおぞら御池に通う子どもたちと、同社が寄贈した手作りクリスマスツリーに『発電機』『ソーラーパネル』『蓄電池』などを用いた点灯や、紙芝居「そらべあ」の読み聞かせ、手回し発電実験などの環境ワークショップを行いました。

株式会社G&ECO(本社:東京都中央区)では、「発電機ELSONA(エルソナ)」の売り上げ1.5%を再生可能エネルギーの導入促進に取り組む非営利団体へ寄付する「1.5 for the future」の取り組みをはじめられ、支援先の1つにそらべあ基金が選ばれました。

会場では、サンタ姿の3人組(株式会社G&ECO社員)が子どもたちの前に現れて、同社の『発電機』の発電体験や『ソーラーパネル』『蓄電池』などの製品を展示して使い方を実際に見せながら遊びと防災をつなげる体験を行ったり、手作りクリスマスツリーと手作りの飾りに色を塗ったり、紐を通したり、明るくライトを点滅させ、ツリーを完成させました。

 

サンタとトナカイによる発電機の体験

 

クリスマスツリーに飾るオーナメントも手作り

 

 

蓄電された電気でクリスマスツリーを点灯☆

 

そらべあ基金は、学校帰りの子どもたちが夕暮れ前に少しずつ集まりはじめたころ、室内でそらべあ紙芝居を読みました。ホッキョクグマのそらべあたちが暮らす北極が「地球温暖化」による影響で海氷がとけはじめてしまい、大好きな母クマと離ればなれになって涙を流している物語です。

学校が終わり気持ちも緩んで賑やかだった子どもたちでしたが、紙芝居を読みはじめると、それまでとは一変して静かに耳を傾けてじっと紙芝居を見つめる様子が印象的でした。

大きな紙芝居をあおぞらで読み聞かせ

物語が終わり、わたしたちは便利で快適な暮らしが当たり前にできるようになった一方で、エネルギーをたくさん使う暮らし方によって二酸化炭素などの温室効果ガスを年々増やしていること、温室効果ガスが増えた影響で地球温暖化という全世界的な問題が起きていること、手回しでも発電することはできるけれど、毎日回すのは大変なことを体験し、CO2など温室効果ガスを増やさないエネルギーとして、太陽の光、風の力、川の水や海の波など自然の力を利用する再生可能エネルギーを紹介しました。

手回し発電の体験にもチャレンジ!

クリスマスツリーも色とりどりに点滅し集まった子どもたちから「クリスマスツリーがピカピカして嬉しかった」という声を聞くことができました。その晩きっと、いつも通うあおぞらにサンタがやってきたお話を家庭でもしてくれたことと思います。

株株式会社G&ECO「ジーエコサンタPROJECT」の皆さま、放課後デイサービスあおぞら御池の皆さま、楽しいクリススマスのひと時を、どうもありがとうございました。