お知らせとレポート

港区立エコプラザで「おひさまエネルギーのLEDランプ作り」を実施

7月31日(水)午前と午後の2回、港区立エコプラザ(東京都港区浜松町)で夏休み教室「おひさまエネルギーのLEDランプ作り」を港区の小学生42名を対象に実施しました。子どもたちには75分間のワークショップを3つのグループにわかれ3つのブースを順番に体験してもらいました。

 

そらべあが暮らす北極はどうなってしまったのかな?

Aブースでは、ホッキョクグマの「そら」くんとアニメーションをみたあと、北極の氷の昔と今や、世界の国々で起きている「地球温暖化」による気候変動について話をしました。地球温暖化によって、ホッキョクグマの他にも、ウミガメやアフリカ象などにも影響が出始めていることや、豪雨の増加などの気候変動により、人間にも被害が出始めている事例を説明します。そしてこの地球温暖化の大きな原因であると言われているCO2はどうして増えているのか、2100年ころの地球の気温予想、また、自分達にできることが何かを考えました。

 

まずは、無駄遣いをやめること。電気も水も大切に使うことで、CO2の発生を減らすことができます。それから、電気の作り方を見直すこと。太陽、風、水などの自然の力を利用することで、CO2を出さないで、電気がつくれることを学びました。みんながおじいちゃん、おばあちゃんになるころの2100年の地球の平均気温が1950年に比べて4.8度も上昇してしまわないよう、なんとか1.5度に抑えられるように、一人ひとりが行動を変えていこうね、とそら君と約束しました。

 

 

よーいどん!ハンドルを回すと電気がつきました!

Bブースでは、「もしも電気がなかったら?」を考えてみました。「まっくらで、ものが見えなくなる」「冷蔵庫や洗濯機が使えない」「テレビが見られない」たくさんのなかったら困ることがホワイトボートに書き込まれました。そして、なかったら困る電気は「どこでつくられている?」を考えました。高学年が大きな声で「発電所!」と答えてくれました。

 

日本ではガスや石炭、石油を燃やす火力発電所で多くのエネルギーがつくられています。しかし、燃やさないでつくるエネルギーという視点から、身近な自転車のライトをヒントに、サッカーボール発電やブランコ発電などを紹介しました。そして、自分たちでもハンドルをまわす力を利用して電気をつくってみようと、電球、蛍光灯、LED電球の3つを点灯させる発電実験を行ないました。実験の前には、どれが一番早くつくかを予想、みんなの意見がわかれます。じゃんけんぽん!で順番を決めてどの子も一生懸命にハンドルをまわしました。「こんな風に毎日電気をつくるのは大変だね」みんなで納得です。電気の無駄づかいってどうなのかな?を考える、いい時間となりました。

 

 

LEDランプのスイッチが入るか、みんなで確認しました

Cブースでは、自然エネルギーの1つ、おひさまのエネルギーで灯るソーラーLEDランプをつくりました。最初にそらべあ基金の活動である全国の幼稚園保育園に太陽光発電設備をプレゼントする「そらべあスマイルプロジェクト」を紹介、同じおひさまの力で灯るLEDライトの構造を説明しました。そして、そらべあのマスキングテープやカラフルなマスキングテープ、透明な色付きのセロファン、折り紙やカラーペンなど、作るのが楽しくなるたくさんの物を使ってオリジナルのLEDランプを作りました。

色とりどり工夫が並びます

今回は新たな取り組みとしてランプ作りに「工夫」をしてもらいました。飾りつけの工夫は「ランプの光が見えるようにマスキングテープを貼ってみよう」、「自分の好きな色を使ってみよう」など具体的に例えを出して、ランプのデザインを考えてから作ってもらいました。子どもたちは少し考えて、自分の作りたいランプを思い描きながら真剣な顔でペンを選んだり、色ペンやマスキングテープを使って、こだわりの逸品が出来ました。工夫することに真剣になりすぎて終わりの時間が少しオーバーしてしまうこともありましたが、子どもたちが自分で考えだしたオリジナルの「工夫」が目に見えて参加しているスタッフもとても楽しい時間を過ごせました。

 

 

みんなの前で作品の発表会

最後に、みんなの工夫の成果が表れた可愛いランプを手に、みんなの前で工夫したところや感想を発表してもらいました。終了後のアンケートには、「LEDライト作りが楽しかったし電気の大切さも分かりました」「地球温暖化でたくさんの生き物が困っていることを知って驚きました」「北極だけでなく色々なところで問題が起こっていて、電気の消費を少なくしようと思いました」「ランプが作れて楽しかった」「そらべあくんがかわいそうだから、助けたい」「今度は、また続きをしてみたい」嬉しい声が寄せられました。

 

港区に事務所があるそらべあ基金では、今年は区内の小学校で1年生を対象とした出前授業や夏休みの活動など、地域の子どもたちとの活動を広げることが出来ました。また、今回の活動は同じ港区に本社がある株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント様のご協賛により実施することが出来ました。会場まで足を運んでくださりご参加いただきまして大変ありがとうございました。

 

最後に、エコプラザのワークショップを楽しみに参加してくれた子どもたち、保護者の皆さま、エコプラザの皆さま、そして素晴らしい活躍をしてくれた中学生ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。