お知らせとレポート

「学びのフェス2019春」に出展しました

4月3日(水)、そらべあ基金は科学技術館(東京都千代田区)で開催された「学びのフェス2019春」(毎日新聞社・毎日小学生新聞主催)に出展。春休みの親子1800人が集う賑やかな会場で、『ソーラーLEDランプ作りに挑戦 自然エネルギーでそらべあの涙を止めよう!』をテーマに環境教室を実施しました。

そらべあはどうして泣いているの?映像をじっとみる子どもたち

 

 

ちょっとドキドキ?! そらくんがこんなに近くにいるよ

 

そらべあ基金の「学びのフェス」への出展は昨年8月に続いて10回目。1回8名の授業を5回実施し、「地球温暖化」や「自然エネルギー」についてクイズや発電実験を交えながら、オリジナルのソーラーLEDランプを作るプログラムを実施しました。また、今回は中・高校生のボランティアのお姉さん8名が子どもたちをサポートしてくれました。

そらくんとボランティアのお姉さんたち

 

地球温暖化ってどうして起きているの?地球の気温が年々上がると、そらべあたちが暮らす北極はどうなるの?私たちの暮らす日本にも影響があるのかな?大人にも難しい環境問題を、小学生の子どもたちとクイズを交えながら一緒に考えていきます。

北極で失われた氷の面積はどれぐらい?みんなでクイズに挑戦

 

地球温暖化を防ぐにはCO2(二酸化炭素)を減らすことが大事。そのためには電気をつくる時にCO2を出さないほうがいいよね。では、どうやって電気をつくることができるかな?そこで、手回し発電機を使って実験開始。子どもたちにハンドルをくるくる回してもらい、白熱電球とLEDでは手応えがどう違うか体験してもらいます。LEDは軽い力で明るく灯るのに、白熱電球は一生懸命回してもなかなか灯りません。やっぱり、ずっと手回しで電気をつくり続けるのは大変だよね。ではどうしたらいいんだろう?そこで、その答えの1つが「自然エネルギー」であることをお話します。手回しの代わりに、太陽や風、水の力などを利用して電気をつくる「自然エネルギー」ってすごい発明だよね。

二酸化炭素を出さない電気をつくってみよう!手回し発電実験

 

レクチャーのあとは、自然エネルギーの1つ、太陽光で発電する「ソーラーLEDランプ」づくりにみんなでチャレンジ。そらべあイラストが入った可愛らしいデザインやカラフルなマスキングテープを使って、オリジナリティあふれる手づくりランプをつくりました。

どんな風につくる?

 

中高生のボランティアスタッフがソーラーLEDランプづくりをお手伝い

 

マスキングテープやカラーマーカーでデザインしたオリジナルランプが出来上がり

 

そらべあが暮らす北極をはじめ、世界各地で起きている地球温暖化による気候変動の影響はこれからますます大きくなっていきそう。まずは身近にできることから自分たちの生活を考え直していくきっかけとして、そらべあ環境教室で体験したことを思い出してもらえたら嬉しいです。

参加してくれた小学生と保護者のみなさん、協賛いただいたゼロワットパワー株式会社様、工作用にマスキングテープをご提供いただいた株式会社シール堂印刷様、休憩時間の上映用に「ピーターラビット」のDVDをご提供いただいた株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント様、ご協力ありがとうございました。